介護保険を知ろうシリーズ

居宅介護支援事業所を選ぼう

新シリーズの開始です。

利用者さんのための介護保険を知ろう!!が始まります。(なんてね)

今日は「居宅介護支援事業所を選ぼう」です。

介護保険の申請をして要介護1~5と判定が出ると、サービスの利用のために居宅介護支援事業所への登録が必要になります。

ちなみに、絶対に居宅介護支援事業所の登録が必要かと言われると、答えは「No」です。

自己ケアプランと言って、自分たちでケアプランを作る事もできます。

ただ、今は居宅介護支援事業所でケアプランを作ってもらっても、計画の作成料金(支援費)は全額介護保険でまかなわれる(1割負担がない)ので、自分たちの思いをしっかりと伝えて、居宅介護支援事業所へ依頼する方が楽ではあります。

では、居宅介護支援事業所はどこでも良いのか?

これが難しいのです…人と人との関係なので、とても良い事業所と評判の事業所であっても、「合う」「合わない」という相性もありますし、人の考え方は十人十色なので、考え方が合わない場合もあります。

では、どうやって選ぶ?

介護保険制度としては居宅介護支援事業所については利用者さんが自由に選ぶことが出来るとされています。

保険者(役所)の窓口へ行って、「居宅介護支援事業所を紹介して欲しい」と言っても特定の事業所を紹介してくれることはまず、ないと思います。

おそらく、地域の居宅介護支援事業所が書かれたリストを渡されると思います。

リストは地域別に書かれていて、「あなたのお住まいの地域であればここのあたりとなります。」のような感じの説明を受けると思います。

がーしかし…

今まで使ったことも無いのに、突然、選べと言われても何を基準に選べば良いのかが分からないと思います。

一番良いのは、利用している人に聞いてみる。

これが一番、良いです。知り合いに介護保険のサービスを利用している方がいる方は、その方に情報をもらいましょう。

もう一つは、病院からの退院の場合の時などは病院の医療相談室などで紹介をしてもらいましょう。これもかなり有効です。

残念ながらどちらも方法がないという方は保険者からもらったリストを見て、まず、インターネットなどで情報を探してみましょう。

実は、平成18年から情報の公表制度という制度があり、居宅介護支援事業所は1年に1回かならず、自分の事業所の情報を公表しています。

ただ、この情報の公表の内容は見にくい上に、まったく欲しい情報があまり得られないように思います。(やっていて当たり前の事を調査しているので、どこの事業所もあまり変わりが無い。)

ちなみに、第三者評価を受けている所もあります。

では、受けている事業所が優秀なのか?

私見ではありますが、わたしはけっして第三者評価を受けている事業所が優秀とはおもっていません。

と言うのは、第三者評価を受けるのは結構大変です。もちろん、第三者が評価をしてくれる訳ですから、信頼性も高いはずですが、ISOにしてもそうですか、ようするに評価を受けるその時だけをしっかりとしておけば評価は良くなります。

第三者評価を受けた場合は1年間を通して1ヶ月ごとに評価されるというのであれば、話しは別ですが、1年に1回では残りの11ヶ月はどうなっていてもわからないと言うことになります。(けっして第三者評価がダメと言っている訳ではありません。誤解の無いように…あくまでも私見です。そういう逆の考え方もできるという参考にしてくださいね)

ではでは、始めに戻り、何を基準にするか?

1つの方法として電話をして見る事です。

どこか、インターネットなどで調べた事業所で自分が「よさそう」と思った事業所へ電話をして、電話に出た方の対応を自分で感じ取ってみてください。

話してみて、自分の言っている事をきちんと聞いてくれる人、気づかないうちにいろいろと話しをしてしまっていたなどと思ったときはとても良い事業所と思って良いと思います

逆になんだか話しにくく、事務的…話しがギクシャクして取り調べを受けているような気分になったときはやめましょう。

いくつか電話をして話しをしてみて、自分が一番、「良い」と感じた事業所を選びましょう

それが、一番良い方法だと思います。

ちなみに、居宅介護支援事業所は変更もできます。

お願いをして見たけれど、「どうしても合わない」、「相談がしにくい」などと感じた場合は事業所内でケアマネジャーを変更してもらったり、居宅介護支援事業所自体を変更する事もできますので申し出ましょう。

以上、居宅介護支援事業所を選ぼうでした。

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